実測が示していること
BenchmarKing はプリセット単位ではなく設定を一つずつ個別に検証しており、だからこの数字は使える。レイトレーシングは静かな場面でフレームレートのおよそ 2%、混雑した場面で最大 7% という結果で、測定者はその差を「ほとんど見えない」と表現している。単体で見れば小さな負荷である——それでも割に合わないのは、その対価として買っているものがほぼ何もないからだ。
変わらないのではなく、悪くなることがある
パーセンテージより重要な発見はこちらである。場所によって、レイトレーシングはスクリーンスペース反射を無効にしたうえで、その代わりにレイトレース反射を置かない。結果として、設定をオフにしていたときより反射の少ない画面になる。バグ報告メガスレッドでプレイヤーが書いていることも同じで——レイトレーシングが何も変えていないように見える、あるいは反射を消している——「この設定は本当に動いているのか」が答えられないまま繰り返し問われているのはこのためである。
推奨
オフ。実測データの中に、オンが正解になる場面は一つもない。フレームを払い、差はめったに見えず、場面によっては元々あった反射を失う。その分のフレームを目に見えるものに使いたいのであれば、同じ測定パスは影の解像度とライティングの二つを、実際に絵が変わる=金を払う価値のある設定として挙げている。
測定 1 件であることの限界
これは測定者 1 人、マシン 1 台、ある一組の場面での結果であり、しかも絶対値ではなくフレームレートに対する百分率である——GPU の階級が違えば別の数字になりうるし、我々も測定者も立っていない場面ではもっと高くつくかもしれない。それでも単なる一意見より上に置ける理由は、プレイヤーの報告と実測が、まったく異なる二方向から同じ結論に到達している点にある。